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| 2011.05.22 - Sun  |  雨宿りの猫 |

5/17にも書いたけど、重たい話が書きたくなったので久々に文章ぱちぱちしてみた。

話としては大して捻りがないけど、母親からのDVがひどくて家出した少年の話。
BLです。普通にBLです。母親から暴力を受けたせいで女性が生理的に受け付けなくなった少年の話です。
女性は普通に好きなんだけど、女性と接触すると拒絶反応示しちゃう子の話です。

家出したらノンケの優しいおっさんに拾われていろいろなる話です。全年齢です(キリッ
最終的におっさんとくっつく予定ですけど全年齢です(キリリッ



という事で、序章的なものをうpっときます。
なんかうpっとかないとまたどんどん肉付けされていって、進まないまま時間がすぎていくんですよね←



……でもアレですね。
ネットで見れるような形式にしようと考えてなかったので見づらいですね。
携帯とかだと多分、一部の文章が画面全部埋めちゃうんだろうなぁって思ったり。

でもバラしていく作業って地味にめんどくさいのでそのまま上げちゃう……いや、やっぱりバラします。

もっと扉の作りとか細かく書き込めればいいんだけど、生憎知識が足りないという残念クオリティ←
でもあんまり細かい描写入れすぎたら話の流れがスムーズにいかないとも思う。

とりあえず描きたい描写はしっかり書いてるつもりだけど、これでいいのだろうかと毎回思う。

場面転換と情景描写が苦手です。




追記。

早速ミス発見。
なんで初っ端からうずくまってるのこの子…
母親からの虐待が始まった日って言うのが書きたいことだけどさ。
前々から両親が争っているのを知っている or 目が覚めたら外でひどい怒鳴り声とか物が壊れる音がして怖がってるっていう描写がないと今この状況に繋がらないじゃない…

書きたいことだけ書いてるとこういうミスが出てくるから困る(´・ω・`)

 一枚の扉が、唯一僕を守る盾だった。
 扉の向こう側ではいくつもの音が鳴り響いていて僕はその音に震えていた。全ての音が全暴力的な響きで僕を襲った。
 僕は怖くて、とても怖くて、耳を両手で塞ぎ、扉から一番はなれた場所で蹲って、声を上げずに泣いていた。
 声を上げたら、僕に気付かれたら、今よりも怖い思いをするとわかっていた。
 嗚咽を上げたくても上げられなく、ただひたすらに涙を流しながら震えていた。早く終わってくれと祈る以外、僕に出来ることはなかった。
 いまがどういう状況なのかは全くわからなかった。扉の向こうから聞こえる音の正体もわからない。
 ただ扉の向こう側が妙に騒がしくて目が覚めた。騒音の原因が両親なのか、泥棒なのか、父の仕事仲間なのか、それもわからない。わかりたくもなかった。
 ただひたすらにこの時間が終われと祈りながら、部屋の隅で蹲るしか出来なかった。

 突然、扉がバンと鳴った。

 その音は僕の心臓をきゅうと縮こまらせ、短いながらも甲高い声で悲鳴を上げさせた。
 しん、と急に扉の向こう側が静かになった。
 嵐のような騒音はなりを潜めたが、僕はいまだに恐怖に震えていた。

 間違いない。気付かれてしまった。
 僕が起きて、この喧騒を聞いていることが、ばれてしまった。

 扉が、先ほどとは違う小さな音で叩かれる。ノックしている。

「……あきらくん、起きているの」

 扉の向こうから聞こえる声は女性のもので、それは猫なで声だったがなぜかのっぺりとして平坦だった。
 彼女の言葉に疑問符はなかった。間違いなく彼女は僕が起きていると確信して言っている。
 僕は恐怖に歯をがたがたと震わせたが、声を発することは出来なかった。
 かちかちと歯がぶつかる音がやけに大きく聞こえる。

「あきらくん、部屋に入るわよ」

 扉が開いてしまう。僕を守る唯一の盾が、突破されてしまう。
 嫌だ。嫌だ、入ってくるな。怖い。怖い。怖い…!

 ドアノブが小さくカタと鳴って、ゆっくりと回る。動く瞬間がやけに長く感じた。
 頬が引き攣って、頭の中が真っ白になった。
 どうしようどうしようと気持ちばかりが焦るが、身体が強ばって動かせない。何も出来ない。
 涙が伝う感触だけがやけに冷たい。
 扉が開く。扉の向こう側から光が細く侵入してくる。
 その光が僕の目に射さった瞬間、僕は恐怖に突き動かされて、からからに乾いた喉から一言だけ声を漏らした。

「来るな」

 声は震えて、掠れて、そしてか細かった。
 しかし、扉の向こう側にいた人物は、その声を聞くなり扉から半分だけ見えていた目を吊り上げた。そして、途中まで開いていた扉をまるで蹴り飛ばすかのように乱暴に開け、大股で僕に近づいてきた。
 彼女が一歩足を踏み出す度に床はどしんどしんと鳴った。
 僕は目をぎゅっと瞑って俯いた。彼女の形相はひどく恐ろしく、顔を上げていられなかった。その形相は鬼か修羅かと見まがうものであった。
 彼女は蹲っている僕の腕を力任せに引っ張り、無理やりに立ち上がらせた。
 泣いて暴れる僕を一度平手で頬を叩いた。じんと痺れる痛みが、一瞬だけ僕を放心させた。
 彼女はその隙に片手で僕の首を掴み、壁に叩きつけた。足が浮く。
 壁に磔にされたのだと理解する前に、拳が顔面に落ちてきた。何が起きているのか、全く理解は出来ないままに、何度も何度も殴られた。口の中は血の味がした。

 痛かった。苦しかった。辛かった。涙は枯れて、出なかった。

 視界が明滅して意識が遠ざかっていく中で、少しだけ僕の首を絞める女性を見た。
 それは知らない女の顔のようだったが、母親にとてもよく似た顔だった。
 その母親に似た人は恐ろしい形相をしていたが、なぜかひどく傷ついたように見えた。
 僕はもうほとんどなくなった意識の中で「ごめん」と一言謝った。
 母親に似た人に“来るな”と言った事が、ひどく後ろめたく思えた。僕はもう一度、ごめんと心の中で謝った。

 その女性が実の母親だと気付くまで、そう時間はかからなかった。



 これが父親と母親の喧嘩に初めて僕が巻き込まれた日であり、母親から暴力を振るわれた初めての日だった。
 当時9歳だった僕の心は、この日を境に徐々に磨り減ることとなった。
 そして僕が11歳の時、両親は離婚し、僕は母親に引き取られた。
 両親共に僕を押し付けあっていたのは知っていた。
 最終的に母親が父親から養育費として毎月幾許かの金を受け取ることを条件に僕を引き取ったとも知っていた。
 どこかで、僕は要らない人間なのだ、誰にも愛されない人間なのだと、まるで他人事のように思っている自分がいた。
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